無農薬梅干しの作り方を徹底解説

無農薬梅干しの作り方

無農薬梅干しの作り方

 

完全無農薬の梅干し作りのノウハウを紹介しています。

無農薬梅干しの作り方記事一覧

龍神梅の青梅の収穫方法について話していきましょう。皆さんは青梅の収穫と聞くと、「収穫用ネットが梅畑一面に広がっていて、ネットの上で梅をかき集めている。」という景色を思い浮かべるかと思います。現在ではほとんどの梅農家さんがこの方法で収穫していると思いますが、龍神梅では「手取り」という文字通り手でもぎ取る方法で収穫しています!この違いについて説明していきましょう。まず龍神梅の収穫のタイミングについてで...

龍神梅では青梅を収穫後、選果機にかけて大きさを分けています。大きさは一番小さい方から順にS→M→L→2L→3L→4L、というふうに分けられます。この6階級に分けた後、S粒とM粒を「小粒」に、L粒と2L粒を「中粒」に、3L粒と4L粒を「大粒」というふうに梅を分別しています。ここでサイズを選別した「小粒、中粒、大粒」の梅が商品のサイズに直結しています。小粒の梅は小粒梅干し、中粒の梅は普通の梅干し、大粒...

龍神梅では梅干しを漬込むのに、シママースというお塩を使っています。これは沖縄にある会社が作っているお塩で、輸入岩塩を沖縄の海水で溶解し、煮詰めて作りだすというお塩です。今ではシママースを使っていますが、初めからそうだったわけではありません。昭和52年に創業してからは、龍神梅も輸入岩塩を使っていました。この輸入岩塩も天然のお塩でおいしいのですが、少しだけ岩塩から小石の欠片のようなものをよく見かけたり...

ここでも実家が梅農家の従業員の話を聞いて梅干しの加工方法や味の違いについて比較していきましょう。まず龍神梅では塩漬けに使う塩の量は、梅の量に対して12%で漬けています。龍神梅の漬込み方、塩分については別ページでこれに対して一般農家さんは、梅の量に対して20%を超えるくらいの塩の量で漬込んでいきます。これくらいの塩分にしておかないと、完熟梅では酸が弱いため、腐ってしまう恐れがあるので、塩分は高めに設...

龍神梅の梅干しの特徴は、無農薬で消毒もせずに育てている梅になります。無農薬と聞くと「体に良さそう」って思いますね。その通りです。龍神梅の梅干しは体にいいですよ。龍神梅には、実家が梅農家の従業員がいるので、話を聞いて龍神梅の梅干しの特徴と一般梅農家さんの梅干しの特徴がどう違うのかを比較していきたいと思います。昔ながらの梅本来の特徴を隠し、見た目のきれいさや色の鮮やかさにこだわるのはどうしてでしょうか...

無農薬の畑からとれた梅で梅干しや梅肉エキスを作った場合、完全均一な品質を作り出すのはとても難しいものがあります。なぜなら、無農薬の畑の場合、日当たりや水はけ、立地や土地の栄養状態などによって梅の育ち方に微妙な差が生じてしまうからです。当然ながら、畑でとれた梅を原料として作った梅干しや梅肉エキスも同様に、作った日や畑の違いで味に微妙な差が生じてしまいます。無農薬栽培は、薬品や化学の力、或いは害虫駆除...

龍神の梅干しをご愛用くださっているお客様から、稀に「いつも購入している梅干しよりも黒い斑点が多い」とのご意見を頂戴することがあります。お手数ながら弊社にその梅干しを送って頂き、内容を確認したところ、確かにいつもより黒い斑点が多い感じを受けましたが、規格の範囲内と判断し、お客様にその旨、お伝えし、ご理解頂きました。梅干しに点在する黒い斑点は、黒星病、或いはスス病という症状で、青梅の表面に本当にススの...

わたしが二十歳過ぎの頃、父と母が梅仕事を始めました。手伝い始めた当時は、不揃いの梅がたくさんあり、梅干しを作れば作る程、出荷販売するパックに詰められずに、10kgずつの樽に入れられて倉庫に山積みにされていました。当時は、今よりも流通の規格が厳しく、製品として出荷される梅の量が本当に少なかったです。少しでも大きくてもダメ、小さくてもダメ、キズモノ、黒い斑点ももちろんダメ。100kgの梅干しを漬け込ん...

ここでは梅の干し方について、説明していきたいと思います。弊社では梅の時期に漬込んでおいた梅を大体8月のお盆休みにはいる少し前くらいから干し始めていきます。漬込んでいる梅は重りでしっかりとおさえこんでいたので、かなり窮屈な感じにタンクに詰まっています。これを潰さないように手で丁寧にほぐして崩していきながら、ザルですくい上げていきます。すくい上げた梅はセイロウ(平らなザラ)へネットを敷いてそのネットの...

一つ前の干し方の話では、梅を返してネットを外すところで終わっていますが、丁寧に干し上げる為にまだまだ手間をかけて行きます。ひっくり返した梅は、隣の梅とひっついていることがほとんどです。これを手作業で離していき、間に隙間を作っていきます。この時に、すでにこの時点でつぶれてしまっている梅は取り除いて行きます。(ここで取り除いたつぶれた梅は、機械で潰してペーストにして商品にします。)こうして梅と梅の間に...

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