厳選した鰹節で作る梅かつお

和歌山県という梅の産地で、かつお梅や梅びしおなど梅を使った調味料や食品はたくさんありますが、ほとんどが添加物を使っています。

 

本来、身体にとって良い働きをする梅をいかした、味も身体にも良い商品を作りたいと考え、材料にこだわった梅かつおを作りました。

 

昔から梅とかつおは相性が良く、そのくみあわせは古来からのコンビでした。

 

梅はもちろん殺菌力が強く、特に龍神梅はそのままで一般生菌や真菌や大腸菌などはありませんので色の変化こそあれ、普通に保存していると傷むことはないのですが、かつおなど他のものを混ぜると酸化などの速さがかわるので他の材料も慎重に選ばなくてはなりません。

 

 

龍神梅に合わせる厳選した鰹節

 

そこで当社でも色々な鰹節を使って試した結果、鰹節は伊勢の波切節を使うことにしました。

 

波切節の特徴は昔ながらの手作業でいぶしがつおを作っております。

 

通常販売している鰹節は「かつお削りぶし」と表記されていますが、波切節は「かつおかれぶし削り節」となっていて、同じかつお節でも大きく違って、「かつお削りぶし」は煮て燻して完成ですが枯れ節はカビ付けや天日干しなどの工程を経て作られるので、完成までの日にちは何倍もかかります。

 

味もすっきり臭みもなく旨味が凝縮されている感じです。

 

もちろん波切節はかれ節なのですが、波切節のすごさは酸化が非常に遅いことと梅干と合わせることによりほとんど酸化しないのが特徴です。

 

 

添加物不使用で作る梅かつお

 

波切節をを使うことによって、一切の添加物を使わなくても保存のできる梅かつおを作ることができます。

 

梅かつおの製造方法を簡単に説明します。

 

梅をうらごしした梅肉に、砂糖(北海道産の甜菜糖)、醤油(天然醸造、国産大豆小麦使用)、鰹節(伊勢の波切節)を均一になるようにゆっくりと時間をかけて混ぜ合わせる。

 

全体が馴染んで味が均一になっているのを確認してから容器につめる。

 

出来上がった梅かつおは、おにぎりなどに使っても梅本来の殺菌力など梅のパワーはそのままで、食べやすくお子様にも喜ばれる商品となっています。

 

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