梅酒作りにおすすめな黄桜焼酎
もう一種類の梅酒原料のおすすめ焼酎は京都の黄桜酒造さんおすすめの米焼酎を使ったものです。
これは京都黄桜酒造さんが国産米100%を使用し、米麹も国産米100%です。
これを丹波篠山で蒸留しているのですが、すごくこだわっていて通常のもろみの発酵温度を20℃としていますが、清酒つくりのノウハウにより10℃~20℃と低温で発酵させています。
このすばらしい焼酎も度数が40度位あるので、35度に調整してもらっているのですが、これが言わずと知れた名水「伏水」を使っています。
伏水は古くから名水とされ、京都に酒蔵がたくさん有るのもこの地下水がお酒に合うからです。
黄桜さんでそのまま伏水を飲ませていただいても、やわらかく少し甘みを感じてのどごしも最高のお水です。
この、おすすめ焼酎はそのまま飲んでも焼酎と思えない芳醇でまろやかなのみ口が特徴で、さすが黄桜酒造という感じです。
味見しているだけで、梅酒作りがワクワクしてきました。
日本酒に近いような味わいが梅酒になったらどんなに美味しいかを思い浮かべてしまいます。
他の焼酎と比べても非常に香りが高く、まろやかな焼酎に仕上がっており、しかも低温で7年以上貯蔵熟成したものをわけていただいております。
このすばらしい焼酎を私達のような小さな会社に直接わけていただき感謝感激です。
黄桜のおすすめ焼酎には古城梅
これに組み合わせるのは南高梅ではなく在来種で古くから有る古城と言う品種を合わせます。
この古城は昔から焼酎やシロップ漬けによく使われる品種で、梅としても皮が厚く病害虫に強いので無農薬栽培には適しています。
古城の特徴としましては、梅なのに非常にリンゴ酸が含まれています。
このリンゴ酸の香りが飲んだ後、鼻に香りぬけ、とても良い飲み口となります。
私達の作っている古城梅酒は他メーカーのものと比べリンゴ酸が2倍位含まれているので、これも驚きです。
クエン酸は分析しても比べ用がないのは後から添加物のクエン酸を入れているため、クエン酸を添加していないメーカーと比較してみると2~3倍という量が含まれています。
これは無農薬の梅によるものと、焼酎のクオリティーや使用している砂糖などの全てが結果だと考えています。
原料にとことんこだわり完成させた梅酒
この梅酒を作るにあたって、知人の食品会社の社長から紹介していただいた大手酒造会社を退職された工業博士の先生のご指導の元に完成したのが古城梅酒です。
先生からは色々なアドバイスをしていただきました。
先生も今まで色々なお酒の開発に携わって来たけど、これ程までに原料に良い素材を使っているメーカーを見たことがないと、お褒めの言葉をいただきました。
そこで他のメーカーさんはいったいどんなものを原料に使っているのだろうと疑問になりました。
他のメーカーさんで多く使っている焼酎には、純米や純麦など原料のお酒自体にまぜものがあるということが決定的な味の差となります。
みなさんが果実をつける時によく使うホワイトリカーなどは純粋なアルコール水溶液とはいえ、そのまま飲んでも美味しいとは思えません。
これは低コストで大量生産に的しているので、味が美味しいとはとても言えません。
このような原料を使って本当にお客様におすすめできるのかと疑問しかでてきません。
私自身お酒は好きなのですが、安価なお酒や原材料醸造用のアルコールなどまぜものあるお酒は少量でも次の日は頭が痛くなるので、身体に良いとは言い難いです。
やはり焼酎、日本酒、ワインなど、どんなお酒でも材料が良くて造る技術も拘りのあるお酒は悪酔いしません。
私自身は2つの梅酒のうちこちらの古城梅酒の方が好みで、飲んだ後ののどごし感とキレが大好きです。
しかしお酒の弱い方や女性などにはマイルドな南高梅を好まれる方もたくさんいらっしゃいます。
この古城タイプは和食にもおすすめなので、東京恵比寿の鮨屋さんや、地元の鮨屋さんなどで使ってもらっています。
どちらもロックか少し冷やしてのストレートが一番美味しいと考えております。
どうかわたしたちが自信をもっておすすめする至宝の梅酒をご堪能下さい。