手植え作業を徹底解説

手植えにこだわった田植え作業


苗が17cm~20cmぐらいに成長したら、田植え作業にかかっていきます。

 

まず手植えを始める前に必要なのが、苗を植え付ける田んぼへの目印です。

 

これが無いと株間がバラバラになったり、筋がぐにゃぐにゃに曲がってしまったりと、後々の作業効率の悪化になってしまうのでしっかりと目印を付けてやります。

 

この作業は木とパイプで作った筋引き機を使います。

 

この道具の先には等間隔で取り付けられた、少ししなるくらいのパイプが下に向けて取り付けられていて、そのパイプの先を田んぼに、そっと下ろして押し歩くだけ。(もしかすると、他にもいろいろな形や呼び名があるかもしれません。)

 

 

手植え前の準備作業

 

これもまたなかなか難しい作業で、大事なのが一番目に引く線が真っ直ぐじゃないとダメという事。

 

少しでも歪んでしまうと全ておかしくなってしまい、途中でやり直す事もまた難しいので、ビシッと一発で決めたい作業です。

 

どうしても綺麗に引けないのであれば、田んぼに糸を張ってそれに沿って行くと間違いないですね。

 

一番最初が真っ直ぐ引けると、後はその線の一番端っこをなぞって往復していくと綺麗に仕上がります。

 

縦の線が引き終わったら、横の線を縦の線に対して直角になるように引きます。

 

完成すると綺麗な囲碁盤のような田んぼになっています。

 

この線が十の字に交わっている中心に苗を植えて行くのです。

 

ちなみに龍神梅の田んぼのマス目の幅は25㎝です。後に除草作業で使う手動除草機が入る幅も25㎝なのでちょうどいいです。

 

田植えも本当に大変なので出来る限り大人数で一斉にやってしまいます。

 

今でも龍神村では手植えをしているところもあり、そういった人たちは身内を集めて行ったり、近所の人たちの力をかりて行ったりと、手間と時間をかけて田植えをしています。

 

 

田植え作業は体力勝負!

 

さて!田植えをしていきたいと思います。まず、苗を腰カゴに入れて、手に持てる分の苗は手に持って田んぼに入ります。

 

その時にマス目の線の交わった所を消さないように注意して入っていき、苗の株を3~4株ずつを植え付けて行きます。

 

根がしっかり土に入るように丁寧に植えていきます。

 

この作業はずっと下を向いたまま、かがみっぱなしなので、腰が痛くなってくるのと、田んぼの中での作業
というのは畑などで仕事をするよりも足がぬかるみにとられて非常に大変なのです!!!

 

農業をやっているといつも昔の人たちのすごさを感じさせられます。

 

田んぼ全てに苗を植え終わったらすぐに水を溜めます。

 

この時苗が水につかりきらないように注意しながら溜めていきます。

 

これで、田植えは終了です。

 

あとは毎日、田んぼの水が抜けていないかなどをチェックしていきます。

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