お米の自然農法を徹底解説

お米の自然農法

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お米の自然農法のノウハウを紹介しています。

 

 

お米の自然農法記事一覧

龍神梅ではお米も無農薬、無化学肥料で栽培しています。一言で無農薬のお米と言っても沢山あると思いますが、除草剤を全くまかないで栽培している方は少ないかと思っています。私自身は幼いころから両親が無農薬栽培をしていたので、お米に農薬をかけないことはごく自然なことでした。おそらく除草作業以外は農薬を使わなくても、お米を作ることはそれほど難しいこととは感じてはいませんが、本当に難しいのは除草作業です。田植え...

龍神梅での米作りはまず種籾を選別するところから始めます。この工程は米作りをする中で非常に重要な作業になってくるのです。種籾で実の詰まっていないものをませてしまうと苗づくりの時に生育が悪く、病害虫被害にかかってしまい収穫減につながります。他にもみの詰まった美味しいお米ができにくくなることもあります。ですから、種籾の選別は立派な美味しいお米をつくるのにかかせないのです。種籾を見た目だけで実が詰まってい...

布マルチは草を抑えられ、田植えもいらず非常に便利なのですが、風にはすごく弱く敷いている最中に少しでも風が吹けばめくられてしまいます。そこでマルチを敷きながら重なる方に、水をまきながら面と面を絡ませて風にめくられないようにします。ですから早朝から日の出までが綺麗にひける時間帯です。風のない日でも太陽が上がれば空気が温まり上昇するため、山からの吹き下ろしの風が出てきたらスムーズにひく事ができなくなりま...

発芽に成功した種籾を天日干しして水分をとばしてあげて、次の作業の育苗箱に種籾をまきやすいようにしておきます。まずは土台となる土づくりをしていきます。育苗箱の土は田植えをする水田から土を持ってきます。水田の土というのは貴重なものです。今のように機械などがない時代に水田の土を作るというのは、考えられないぐらい大変な作業だと思うので想像するほど大切にしてしまいますし、無駄にはできないです。そのまま土を使...

無農薬のお米を作るにあたって、除草剤をやらないので雑草はすぐに生えてきます。始めは草をとる作業を正直、安易に考えていました。でも実際にやってみると草取りといえど、とても奥深い大変な作業だなと改めて感じさせられるようになりました。雑草といっても田んぼによって生えてくる種類はそれぞれ違います。風によって飛ばされてきたもの、水で流されてきたもの、前年度の種が落ちて生えてきたものいろいろです。草取りは水面...

今日は稲刈りです。お米の出来というのは、その年の天候にとても左右されます。昔から龍神村のお年寄りは、冬にたくさん雪がつもる年のお米は豊作だと聞きましたが、今年の冬は例年になく雪が沢山積もりました。それがあたっているのかどうかわからないですが、今年はお米の成長はすごく良かったです。冬に雪がたくさん降る年の日照時間が長いかどうかはわかりませんが、今年6月の後半までは日差しが強く、稲の生育が順調でした。...

布マルチ栽培の稲刈りを直前に台風18号が通過していきました。和歌山県の田辺市付近は雨はそれほど降らず、風の強い台風でした。前にも話したように、布マルチ栽培は風に弱いので布マルチで栽培した田んぼのほとんどの稲が風の被害で倒れてしまいました。雨が少ない分田んぼに稲の穂先がついてしまったのは一部なのですが、ほとんどが倒れてしまいました。稲が倒れると、どういったことになるかと言いますと、まず稲刈り機で稲を...

お米の自然栽培を始めてからもう50年。龍神梅代表の寒川家の田んぼで、龍神梅農業リーダーの西野有輝(にしのゆうき)が中心になり、化学肥料、除草剤を一切使わずに丹精込めて作りました。田んぼの面積が増え、収穫量も少し増えたので、少しでも多くの人に食べてもらいたい、という運びになり少量ではありますが販売させていただく事になりました。龍神梅の住所が「龍神村西」という事もあり、「龍神村西の有機米」と名付けまし...

秋の米の収穫作業が終ってひと安心ですが、この頃から頭に入れておかないといけないのは、やはり来年の田植えの準備。冬が来て雪が積もるまでに、田んぼを起こしておきます。龍神村では冬場、氷点下5℃ほどにまで冷え込んできます。ここまで冷え込むと田んぼの土が凍ってきます。この土が凍るもの利用できるのです。土が凍る前に土を起こしておく事によって田んぼの土が隅々まで冷えきって凍ります。すると、土の中の害虫やその卵...

苗が17cm~20cmぐらいに成長したら、田植え作業にかかっていきます。まず手植えを始める前に必要なのが、苗を植え付ける田んぼへの目印です。これが無いと株間がバラバラになったり、筋がぐにゃぐにゃに曲がってしまったりと、後々の作業効率の悪化になってしまうのでしっかりと目印を付けてやります。この作業は木とパイプで作った筋引き機を使います。この道具の先には等間隔で取り付けられた、少ししなるくらいのパイプ...

秋になり、稲穂が黄金色になってきたらいよいよ稲刈りです。この時の田んぼ一面に広がる黄金色の稲穂を見ていると、今年の新米の味は「どんなんだろう」と期待が高まるので、大変な作業ですが、稲刈りに精が出ます。龍神梅では昔ながらの手植えの田んぼと、布マルチを敷いた田んぼがあり、バインダーという稲刈り機を使い、刈って結束していきます。まず、田んぼによって形がバラバラなので、その形に応じた刈り方をしていきます。...

はざかけが終わり、晴れが続けば5日前後ぐらいでお米が乾いてくれて「はざかけ」も終わりです。次に脱穀です。これが米収穫の最後の作業です。新米が食べられるまでもう少しです!まず、乾燥具合は水分量が14~15%くらいです。これが長期保存もできて、美味しく食べられる丁度いいくらいですね。乾き具合がいい感じになるまでの間は毎日朝晩チェックします。脱穀を始めるタイミング!脱穀作業前に準備しておくものは、ハーベ...

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