老いも若きも1号|健康的な食生活
私は以前からずっと思っていた事があります。
こうやって、自然食のおかげで健康になることができ、毎日元気で働けるのもやはり食物に気をつけているおかげ。
誰でも、健康になれますし、身体が健康になれば気持ちも朗らかになって働くことが好きになりますし、体を動かす事が大そうではない。
だから、健康が幸せへの道の第一歩だと思います。
誰でも毎日努力しているのは幸せになる為。
それなら健康になる為の努力をしようよ
でも、どうやったら健康になれるのか、その方法をまだ見つけられずに迷っている方も居られると思います。
手をつなぎましょう。
必ず健康になれますとも。
私のように病弱で泣き虫で陰性のカタマリみたいな人間でもこんなに見違えるように生まれ変わることが出来たのですもの。
私は毎日感謝しています。
今生きているのが不思議なんです。
あんなに弱くて、若い頃、肺結核も患いました。
あの頃のことを考えると今でも涙が出ます。
私が変わることが出来たのは食養との出会いがあったからです。
食べ物より大切で大きな力を持っているものはないと考えています。
食べ物は人の心まで変える力を持っています。
飽きっぽくて根気がなかった私が今なら、もくもくと草引きでも草刈りでもすることが出来るのです。
それに一生懸命仕事をしていると楽しくなってきて、土とも草ともお話が出来るようになってくるんです。
汗を流しますと、毒素の排泄がよくなるのでしょうか。
体もすっきりします。
健康になりたいと思ったら、第一には自然な食物を頂くことが大切
自然な食物と言えばダシを例にだしますと、化学調味料をさけて、昆布や雑魚を使うといった具合です。
同時に働くことが大切でしょう。
働くとは、はたを楽させることです。
我を忘れて人のお役に立っていたら、きっと自分も生きさせてもらっていることに気づくことでしょう。
いつも不平不満が出ることは、どこか体の具合が悪いのでしょうから。
食養生することが大切だと思います。
一日一日の積み重ねがいつの間にかその人間を形作っていくのでしょう。
人生って楽な事ばっかりじゃない。
苦労や困難の連続だと思います。
これでもか、これでもかと試練がふりかかってきますが、不思議な事に食物に気とつけていると、どこかに解決の道が開けるのです。
これは本当にありがたいことだと思います。
ある人が食養をしている人はどこか楽天的であると言っていましたが、宿便を出して、お腹の中からきれいになると、くよくよしなくなるのでしょう。
ちなみに宿便を溜め込んでいると、腹黒くなってしまうんですが、これは腹黒いとは人間が悪いということではなくて、宿便を溜めこんでお腹の中が本当に黒くなった状態なのでしょう。
眉間にしわをこしらえたり、腹黒になったり、吹き出物が出来たり、こんなことはみんな食物を変えると治ります。
自然治療力が充分働けるような状態にしてやるということは自然な食物を頂くことなのです。
自然な食物とは出来るだけ加工しない、漂白しない、添加物のない、無農薬、無化肥のものなのです。
今まで体験した事を自分だけのものにしておかずに、何か世の中にお役に立てないかと以前から思っていました。
文章はヘタだけど「老いも若きも」を時おり発行して思ったことをつづってみようと思いつきました。
いつまで続くかわかりませんが、楽しみながら気楽にやってみようと思います。
平成7年9月
寒川 殖夫・賀代